脊柱管が狭窄しても痛まない人

脊柱管

「脊柱管が狭窄されると、中を通っている神経が圧迫され、シビレて歩けなくなる」ということをご存じかと思います。

そこで、狭窄された脊柱管を広げる、拡張手術が行われるわけです。

しかし、これもなかなか知られていないことですが脊柱管狭窄症においても脊柱管が狭窄されていても、シビレがなく普通に歩ける人がいると言われているのです。

脊柱管が狭ければそれだけで問題とか異常というわけではありません。また、腰部脊柱管の狭窄が起こって神経が圧迫されても、必ずしも痛みやしびれなどの症状が起こるとは限りません。神経の圧迫によって足の痛みや歩行困難などの症状が起こってはじめて腰部脊柱管狭窄症と診断されます。(NTT東日本管等病院整形外科部長 下出真法 著 中高年の坐骨神経痛 より引用)

狭窄が原因なら、脊柱管を広げる手術をすれば、痛みやシビレは完全になくなるはずですが「手術で歩けるようにはなったが、シビレは残っている」という人や、数ヶ月後に再発してしまう人も少なくありません。

手術をして脊柱管の狭くなっていた狭窄部位を広げても、足腰の痛みやしびれが取れない人がいます。これらの現象は、どのように証明したらよいでしょうか。(脊柱管狭窄症を自力で治す本 望クリニック院長 住田憲是 より引用)

実は、脊柱管が狭窄されていること自体が、シビレて歩けなくなる間欠性跛行や、痛みの原因とは限らないのです。

脊柱管狭窄症と言われている痛みは、もはや脊柱管が狭くなっていることが原因ではないかもしれない(坂井医院院長 坂井学 著 「脊柱管狭窄症」を自分で治す本 より引用)

整形外科の専門家でさえも、脊柱管狭窄症の痛みや痺れは、狭窄だけが原因ではないと言っているのです。

まとめ
脊柱管が狭窄されても、痛まない人がいる
手術でも痛みシビレ残る人がいる

ヘルニアでも痛まない人

ヘルニア

椎間板ヘルニアも併発している方は「椎間板が飛び出ると、飛び出た椎間板が神経を刺激して、痛みが発生する」ということはご存じかと思います。

そこで、その変性して飛び出た椎間板を切除する手術が行われるわけです。

しかし、なかなか知られていないことですが椎間板が飛び出ていても、全く痛みがない方がいると言われているのです。

ジョージワシントン大学の研究において、たいへん興味深い報告がなされています。過去に全く腰痛を経験したことのない人を、MRI検査において観察したところ、60歳以下の痛みのない人の1/5にヘルニアが認められ、半数の人に椎間板の膨隆(膨らみ)が見られた。又60歳以上では実に1/3の人に、椎間板ヘルニアが存在し、80%近くの人に、椎間板の膨隆が見られる。(よくわかる!椎間板ヘルニアの勘どころ webサイトより引用)

私の鍼灸院に訪れる、椎間板ヘルニアの患者様を数限りなく見ていますが、相当量な椎間板が変性して飛び出ているのに、痛みはごくわずかな方、椎間板の飛び出しはごくわずかなのに、痛みは激痛という方がいらっしゃいました。

まとめ
椎間板が飛び出ても、痛まない人がいる

脊柱管が狭窄されても、椎間板が飛び出ても、痛みがある人とない人の違いは一体何なのか?

賢いあなたはもうお気づきかもしれませんが、筋肉が柔らかいかの違いなのです。

筋肉が柔らかければ、脊柱管狭窄症でも、痛まない

筋肉が柔らかければ、脊柱管狭窄症でも、痛まない

脊柱管狭窄症は、狭くなった脊柱管が、その中を通っている神経を圧迫し、血流を妨げるために、シビレが発生します。

いわゆる、間欠性跛行と言われる、歩くとすぐシビれて歩けなくなり、前かがみになって休むと再び歩ける、の繰り返しの症状は、脊柱管に圧迫された神経の血流が滞っているからです。

使い捨てカイロを貼ったり、温熱療法をすると、その時だけはラクになるのは、それで血流が改善するからです。

筋肉が柔らかければ、脊柱管狭窄症でも、痛まない

そして、脊柱管が狭窄されていても、筋肉を柔軟にすることによって、血流を改善すれば、シビレも出ずに、スタスタ歩けるようになるのです。

脊柱管が狭窄されても、シビレるかシビレないかは、筋肉が柔らかくて血行が良いか、硬くて血行が悪いか、の違いなのです。

つまり、例えあなたが整形外科で「脊柱管狭窄症」と診断されて、坐骨神経痛の痺れがひどくて、間欠性跛行で歩けなくて「手術しかない」と言われても大丈夫です。

手術などしなくても、あなたが体を柔らかくすれば、スタスタ歩くことが可能ということです。

まとめ
筋肉が柔らかければ脊柱管が狭窄されても
血流改善で、シビレずにスタスタ歩ける。

筋肉が柔らかければ、椎間板を吸収して、痛まない

筋肉が柔らかければ、椎間板を吸収して、痛まない

椎間板ヘルニアを併発していたとしても、筋肉を柔軟にすれば、変性したヘルニアが飛び出たとしても、柔らかい筋肉が吸収して、痛みやシビレが発生しないのです。

逆に、筋肉が硬い場合は、変性したヘルニアが飛び出て、硬い筋肉がぶつかって、痛みや坐骨神経痛のシビレが発生してしまうのです。

椎間板が飛び出ても痛むか痛まないかの違いは、筋肉が柔らかいか硬いか、の違いなのです。

例えあなたが「脊柱管狭窄症」だけでなく「椎間板ヘルニア」も併発していて、痛みや坐骨神経痛のシビレがあって「手術しかない」と言われても大丈夫です。

手術などしなくても、あなたが体を柔らかくすれば、痛みやシビレをラクにすることを目指せるということです。

まとめ
筋肉が柔らかければヘルニアが飛び出ていても
シビれない!痛まない!

今すぐ脊柱管狭窄症をラクにする!

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